コロナで世界が大きく変わりました。鋳造業を取り巻く環境も大きく変わりました。環境が良くなったとは思えません。これからのものづくり、鋳物づくりはどうなっていくのでしょうか?

そこで2025年5月、私たちは鋳物の未来を考えるための場所をつくりました。

それが「イモノミライラボ」です。

現在のものづくりでは3D技術は不可欠ですが、小規模な鋳造工場では対応しきれていないのが現状ではないでしょうか。そして3Dを活用したCAEなどもうまく活用できていない状況にあると推測しています。型の抜き勾配や加工しろなどが反映されていないデータを使用しているとも聞こえてきます。

そこで私たち「イモノミライラボ」は、鋳造業に携わる方々のお困りごとを解決すべく設立いたしました。3DCADはもちろんのこと、モデリングや鋳造シミュレーションへの対応、3D砂型積層プリンタの活用などのお手伝いとその導入ノウハウを研究しお伝えしていきます。

また実際に実験炉で鋳鉄はもちろん、ステンレスをはじめとした特殊鋼や、27クロム鋳鉄など様々な鋳造が可能です。試作品の製造はもちろん、オーダー材質にも対応できます。発光分光分析では22元素を測定することが可能です。一部ニッケル基合金の測定もできます。他にも弊社の設備や検査機器を使って、鋳物不良の分析や対策を考えてみませんか?

厳しい現代の鋳物づくりにおいて、ただ鋳物を作っているだけでは付加価値は生み出せません。新たに3D化を進めたい方、いろいろな金属に興味のある方、ぜひ私たちにお声かけください。私どもの培ってきた経験とノウハウで、日本の鋳造業をさらに発展させていきましょう。

以下ご参考にしてください。